傷つきやすくて涙もろい繊細な人。 友人や彼氏が繊細な性格の場合、どう接すれば良いのか悩むこともありますよね。 そこで今回は、繊細な人の特徴や上手な付き合い方についてご紹介します。

繊細とは

繊細には「ほっそりしている」「華奢」などの外見を表すものと、「感情がきめ細やか」「打たれ弱い」などの内面を表すものがあります。
一般的には内面を表す言葉として使われることが多いです。

繊細な人の6つの特徴

では、繊細な人にはどのような特徴があるのでしょうか。
さっそくみていきましょう。

感受性が豊か

繊細な人の特徴1つ目は、感受性が豊かというものです。
繊細な人は、喜びや悲しみを人一倍強く感じます。
他人のネガティブな感情に流されやすく、自分まで落ち込んでしまうことも多いです。

また、映画やドラマの登場人物に共感し、イライラしたり、涙を流したりすることも。
喜びを感じればやる気やモチベーションが上がりますが、ネガティブな感情はいつまでも引きずってしまう傾向があります。

傷つきやすい

繊細な人はとても傷つきやすいです。
相手が冗談で言ったことでも真に受け、自分を責めたり、落ち込んだりします。
これは自分に自信がないことが原因の1つ。

自分に自信がないため、他人の言動に一喜一憂してしまいます。
否定されたり、怒られたりするとなかなか気持ちを切り替えられず、トラウマとして残ってしまうことも少なくありません。

心配性

繊細な人の特徴として、心配性なことも挙げられます。
繊細な人は周りが気にしないところにも目が向いてしまうため、常に頭と心がフル稼働な状態です。

一度気になり始めると止まらず、あれやこれやと悪い方向に考えを巡らせます。
たとえば、恋人からの連絡が遅い場合、大抵の人は「忙しいのかな」「忘れてるかも」と考えるでしょう。

しかし、繊細な人は「事故に遭ってないか」「体調不良で倒れてるかも」などと、悪い想像を膨らませがちです。

自分と他人を比較する癖がある

繊細な人は、自分と他人を比較する癖があります。
これは自分に自信がない上に、細かいところまで気になってしまうからです。

「私は〇〇なのに、あの人は…」と比較し、自己嫌悪に陥ることは少なくありません。
また、周りから褒められても「お世辞」「気を遣われただけ」などと考え、素直に受け入れられない傾向があります。

優しくて思いやりがある

繊細な人は、他人の感情を読み取ることに長けています。
自分が傷つきやすいこともあり、誰に対しても優しさや思いやりを持って接します。
基本的に悩んでいる人や、困っている人を放っておけません。

「私が何とかしなきゃ」という気持ちから、自己犠牲を払ってでも相手のために行動しようとする一面もあります。

たとえ自分が辛い状況にいても、他人に対する優しさや思いやりを忘れないのが繊細な人なのです。

人混みが苦手

人混みが苦手なのも、繊細な人の特徴の1つです。
繊細な人は他人の感情や情報を感じ取りやすいため、人がたくさん集まる場所に気疲れしてしまいます。

飲み会や食事会なども、自分から積極的に参加するタイプではありません。
どちらかというと、気楽に過ごせる一人の時間を好みます。

繊細な人と上手く付き合う3つの方法

では、繊細な人と付き合う上で注意すべきことは何なのでしょうか。
ここからは、繊細な人と上手く付き合う方法を3つご紹介します。

マメなコミュニケーションを心がける

繊細な人と上手く付き合う方法1つ目は、マメなコミュニケーションを心がけることです。
繊細な人は必要以上に他人の評価を気にしてしまうため、自分から声をかけることが得意ではありません。

そのため、こちらからマメにコミュニケーションを取り、不安を解消してあげることが大切です。
そうすることで、相手に安心感を与えられるでしょう。

相手の話にきちんと耳を傾ける

繊細な人は受け身なため、自分から悩みを相談したり、頼ったりすることが苦手です。
一人で辛い気持ちを抱えてしまうことも少なくありません。

そのため、相手の話にきちんと耳を傾けることが重要です。
繊細な人の辛い気持ちを察知したら「大丈夫?」「私で良ければ話聞くからね」と優しく声をかけてあげてくださいね。

否定的な言葉に注意する

繊細な人と付き合う上で注意すべきことは、否定的な言葉です。
繊細な人は人一倍傷つきやすく、立ち直るのに時間がかかります。

些細なことでも真に受けやすいため、たとえ冗談でも安易に否定的な言葉を発しないように注意しましょう。

繊細な人は心に寄り添ってあげることが大切

今回は、繊細な人の特徴や上手な付き合い方についてご紹介しました。
他人の気持ちに寄り添えることは繊細な人の最大の魅力です。

しかし、それゆえに自分が苦しくなったり、落ち込んだりしてしまうことも少なくありません。

ときには付き合いづらさを感じるかもしれませんが、心に寄り添ってあげることが大切です。
繊細な人の心の内をしっかり理解し、良い関係を築いていきましょう。

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著者紹介:おしりん

96年生まれ。 美容関係の仕事を経て、フリーランスウェブライターへ。 女性向けの恋愛、ライフスタイルをメインに執筆活動中。 音楽、洋服、筋トレ、旅行、料理が好き。