一日を精力的に活動するために必要不可欠な”朝食”。 一方で、忙しい朝は朝食を適当に済ませたり、抜いてしまったりする人も少なくありません。 また、朝食をしっかり摂っていても、その食事が太る原因になることも。 そこで今回は「これを食べたら太る朝食」をご紹介します。

朝食がダイエットに重要な理由

朝食を抜くと一日の摂取カロリーが減り、痩せると思っている人も多いのではないでしょうか。
しかし、朝食を抜くのはダイエットに逆効果です。

私たちの体は、朝にエネルギーを補給することで活動モードに切り替わります。
自律神経のスイッチが入り体温が上昇することにより、体はもちろん脳も活発に働くようになります。

しかし、朝食を抜くと体を働かすためのエネルギーが足りず、筋肉をエネルギー源として補おうとします。

その結果、筋肉量が減少。
筋肉量が減少すると基礎代謝が下がるため、太りやすく痩せにくい体になってしまうのです。

さらに、朝食を抜くと昼食がその日初めての食事になります。
長い空腹の後に満腹状態になると、血糖値が急激に上昇し、”肥満ホルモン”と呼ばれる「インスリン」が大量に分泌されます。

インスリンには糖を脂肪に変える作用があるため、大量に分泌されることで脂肪がつきやすくなるのです。
これらの理由から、朝食はダイエットに重要だといえるでしょう。

これを食べたら太る朝食7つ

朝食はダイエットにとても重要ですが、何でも食べて良いというわけではありません。
ここからは「これを食べたら太る朝食」を7つご紹介します。

フルーツグラノーラ

食べたら太る朝食1つ目はフルーツグラノーラです。
フルーツグラノーラは忙しい朝でも手軽に食べやすいため、朝食としてよく食べている人も多いでしょう。

しかし、甘いシロップに漬け込まれたフルーツグラノーラには、大量の糖分が含まれています。
さらに、牛乳をプラスすることでカロリーや糖質がグンと高くなります。

また、食物繊維やたんぱく質、ビタミンなど体に重要な栄養素があまり含まれていません。
したがって、朝食にフルーツグラノーラは避けたほうが良いといえるでしょう。

食パン

食パンは忙しい朝の救世主と言っても過言ではありません。
フルーツグラノーラと同様に手軽に食べやすく、様々なアレンジを楽しめるのが特徴です。

しかし、食パンは食感が柔らかく、どうしても噛む回数が少なくなりがち。
そのため、十分な満足感が得られず、食べすぎの原因になる場合があります。

また、食パンを食べる際はジャムやマーガリンなどを塗るため、糖質が高くなり、太りやすくなる恐れが。

市販のサンドイッチ

自宅で朝食を食べる時間がなく、コンビニやスーパーなどでサンドイッチを買って食べる人も多いのではないでしょうか。

しかし、市販のサンドイッチには多くのマヨネーズが使用されており、脂肪分や塩分、糖分などが大量に含まれています。

さらに、添加物や保存料なども含まれているため、エネルギー補給が重要な朝にはおすすめできません。

カフェオレ

カフェオレも朝食にはおすすめできません。
カフェオレの原料である牛乳と砂糖にはカロリーや糖質が多く含まれています。

また、市販のカフェオレには砂糖や生クリームの他に、人工甘味料や人工着色料が含まれていることが多いです。

スムージー

一見健康的に思えるスムージーも太る朝食の1つです。
バナナやアボカドなどの高カロリーなフルーツに加え、砂糖や牛乳、ヨーグルトが含まれることで、さらにカロリーがアップ。

また、スムージーにはたんぱく質が含まれていないため、満腹感が持続しにくく、間食に繋がる可能性があります。

ベーコンやソーセージなどの加工肉

ベーコンやソーセージなどの加工肉にも注意が必要です。
ベーコンは加工肉の中でも脂肪分が多いため、ダイエット中の朝食にはおすすめできません。

対してソーセージは脂質が少ない反面、カロリーが高いです。
また、塩分が多く含まれているため、むくみの原因になる可能性があります。

さらに、加工肉は摂取後に悪玉コレステロールが増加しやすくなるため、脳卒中のリスクも高まります。

シリアルバー

シリアルバーはコンビニなどで手軽に買いやすく、忙しい朝に便利な食べ物の1つです。
しかし、多くの糖分が含まれている一方で、たんぱく質はさほど多く含まれていません。

味のバリエーションが豊富で甘くて美味しいですが、糖分の多さから朝食には適していないといえるでしょう。

ダイエット中の朝食には要注意!

今回は「これを食べたら太る朝食」を7つご紹介しました。
忙しい朝は手軽な食パンやフルーツグラノーラなどを食べがちですが、太る原因になります。
また、朝食を抜くことは太りやすく痩せにくい体を作る原因になるため、おすすめできません。

栄養バランスをしっかり考えた上で、朝食を摂ることが大切です。
「たかが朝食」と考えず、活動的な一日をスタートさせるためにもしっかり朝食を摂りましょう!