栄養満点で料理にも欠かせない野菜。 スーパーで野菜を選ぶ際に「どれが美味しいんだろう…」と悩んだことはありませんか? せっかく野菜を買うのなら、新鮮で美味しいものを選びたいですよね。 そこで今回は「美味しい野菜の見分け方」をご紹介します。

美味しい野菜の見分け方

新鮮で美味しい野菜を購入したいと思っても、商品として並んでいるものを確認するのはなかなか難しいですよね。
野菜はたとえ見た目が綺麗でも、それだけで美味しいとは限りません。

では、美味しい野菜を見分けるにはどこを見れば良いのでしょうか。
ここからは、10個の野菜の見分け方をご紹介します。

玉ねぎ

玉ねぎは万能野菜の代表格ですが、実が皮で覆われていることから中身が確認できないのが難点ですよね。

美味しい玉ねぎを見分けるポイントは、形が丸く皮がパリッと乾燥しているものを選ぶこと。
皮に締まりがない玉ねぎは、日が経っている証拠です。

また、根が伸びている場合は旨味成分が失われている可能性が高いため、綺麗に切り揃えられているものを選びましょう。

玉ねぎは頭の部分から傷んでいくため、触って確認するのもおすすめです。
硬いものは新鮮で美味しい証拠ですが、柔らかいのなら傷んでいる可能性があります。

にんじん

にんじんは寒さが増す頃に旬を迎える野菜であり、高い抗酸化力を持つカロテンが豊富に含まれています。

そんなにんじんは、濃いオレンジでツヤがあるものほど甘みがあります。
色ムラがなく色が均一なものも新鮮で美味しい証拠です。

また、太いほうの切り口が小さいものは、柔らかく甘みが強いのだとか。
見た目だけで判断しにくい場合は、手で持ったときに重いものを選ぶのがおすすめです。

じゃがいも

じゃがいもは傷みにくく長期保存しやすい野菜のため、購入する機会も多いのではないでしょうか。

じゃがいもを購入する際は、まず芽が出始めていないかを確認することが大切です。
表面が緑がかっているものも、有毒物質が発生しやすくなっているため要注意。

また、傷んだじゃがいもは柔らかくなるため、硬いものを選びましょう。
その際につい大きいものを選びがちですが、大きすぎると「中心空洞」と呼ばれる茶色の空洞が発生しやすいです。

きゅうり

きゅうりといえば夏野菜の定番ですよね。
美味しいきゅうりを見分けるポイントは、全体の太さが均一なものを選ぶこと。
曲がっているきゅうりを目にすることも多いですが、そこは味と関係ありません。

また、ヘタがきゅうり全体と同じ緑色なのも新鮮で美味しい証拠です。
茶色や黄色に変色しているものは採ってから日が経っているため、美味しさを感じられない可能性があります。

さらに、きゅうりを手に持った際に痛みを感じるくらいのブツブツがあるのなら、みずみずしい新鮮なきゅうりの証拠です。

もやし

シャキシャキとした歯応えがクセになるもやしは、安くて美味しい優秀な野菜です。
そんなもやしは、茎が太く色が真っ白なものが新鮮な証拠。
豆が開いているもやしは日が経っているため、開き切っていないものを選びましょう。

また、もやしは日が経つと水分が出てくるため、購入する際は袋に水が溜まっていないかの確認も必須です。

キャベツ

1年中スーパーで見かけるキャベツですが、実は「春キャベツ」と「冬キャベツ」の2種類があります。

春キャベツを見分けるポイントは、葉の巻きが緩く軽いものを選ぶこと。
外葉がついている場合は、綺麗な緑色のものを選びましょう。

対して冬キャベツは、葉がしっかり巻いている楕円形のものを選ぶのがポイントです。
手で持った際にずっしりと重さを感じられるのなら、新鮮で甘い証拠といえます。

ナス

焼き物や煮物など様々な料理に使用できるナスは、家庭で大活躍する野菜です。
そんなナスのもっとも簡単な見分け方は、なんといっても色艶。
濃い紫色でツヤがあるナスは、新鮮で美味しいこと間違いなし!

また、ナスは水分が多い野菜のため、重さを確認することも大切です。
ずっしりと重みのあるナスは新鮮な証拠のため、購入する際は何個か持って比較することをおすすめします。

大根

冬が旬の大根は、煮物やおでんにすると味が染み込んで美味しいですよね。
大根を購入する際は、まず首元に注目!
黒ずみがなく鮮やかな緑色のものが、新鮮で美味しい大根です。

また、葉が黄色い場合は日が経っているため、緑色のものを選びましょう。
大根は頭の部分が甘く、根っこの部分は辛みがあります。

表面にある毛が真っ直ぐ生えているものほど、甘みが感じられますよ。
反対に辛みを楽しみたい人は、毛が捻じれて生えているものを選ぶのがおすすめです。

ブロッコリー

丸くて見た目が可愛らしいブロッコリーは、サラダやスープなど幅広い料理に活躍します。
ブロッコリーを購入する際にまず確認してほしいポイントは、緑の粒です。
粒が多く密集しているものほど新鮮で美味しい証拠!

また、黄色がかった小さいブロッコリーは傷んでいる可能性が高いため、濃い緑色で大きいものを選びましょう。

トマト

真っ赤に染まったみずみずしいトマトは、料理だけでなくおやつとしても大活躍の野菜です。
そんなトマトは、全体が濃い赤色でツヤがあるものがベストな食べ頃です。
ピンク色の場合は、水分が少なくジューシーではないため要注意。

また、ヘタが硬く緑色のトマトは新鮮な証拠です。
枯れかけや黄色い場合は古くなっているため、しっかり確認してくださいね。

新鮮で美味しい野菜を選ぼう!

今回は「美味しい野菜の見分け方」をご紹介しました。
スーパーに大量に並んでいる野菜はどれも同じに見えがちですが、ポイントを押さえれば新鮮で美味しいものを選べます。

新鮮で美味しい野菜を選べれば、買い物や料理がもっと楽しくなるはずです。
今回ご紹介したポイントを、日々の買い物に役立ててくださいね。