あなたの身近には、苦手な人や一緒にいてストレスを感じる人はいますか? 「関わりたくない」「縁を切りたい」と思っていても、関係を断ち切るのは勇気が必要ですよね。 とはいえ、あなたにとってマイナスな人との関係を続けるのは、精神的な負担になるもの。 そこで今回は、縁を切るべき人の特徴や上手に縁を切る方法についてご紹介します。

縁を切るべき人の5つの特徴

人間関係に悩みはつきものといっても、苦手な人との関わりは心が消耗するもの。
そのため、ときには今の人間関係を見直し、断捨離することも大切です。

では、縁を切るべき人の特徴とは何なのでしょうか。
さっそくみていきましょう。

平気で噓をつく

縁を切るべき人の特徴1つ目は「平気で嘘をつく」です。
大小問わず、嘘は人を傷つけるもの。
それなのにも関わらず、自分の利益や評価のために嘘をつき続ける人がいます。

嘘をつくことを悪いと感じないため、嘘に嘘を重ね、結果的に多くの人を裏切ります。
このような人と付き合っていると振り回されるだけではなく、人間不信になりかねません。
また、信頼関係を築けないため、スッパリ縁を切ったほうが良いでしょう。

口を開けば愚痴や悪口ばかり

あなたの身近に口を開けば愚痴や悪口ばかりの人がいるのなら、縁を切ることをおすすめします。
誰しも嫌なことがあったとき、愚痴や悪口の1つや2つ言いたくなるもの。
しかし、発する言葉のほとんどが愚痴や悪口の人には注意が必要です。

愚痴や悪口ばかり言う人と一緒にいると、楽しくないのはもちろん、あなたまでネガティブな気持ちになりかねません。

そんな状態になってまで一緒にいる必要はないため、距離を置くのが賢明です。
そして、一緒にいて「楽しい」「落ち着く」と思える人との時間を大切にしましょう。

時間やお金にルーズ

時間やお金にルーズな人にも要注意です。
たとえば、何度も遅刻を繰り返したり、借りたお金を返さなかったり…。

このような行為を平気でする人は、周りの人に多大な迷惑をかけます。
とくにお金にルーズな人と付き合っていると、金銭トラブルに巻き込まれる可能性もあります。

約束の時間を守ったり、お金の管理をしたりするのは大人として当たり前のことです。
遅刻癖や浪費癖はそう簡単に直るものではないため、早めに距離を置いたほうが良いかもしれません。

夢や目標を否定する

たとえば、あなたに夢や目標があるとします。
それを打ち明けた際に「無理でしょ」「やめておいたほうが良い」「絶対できない」といった否定的な言葉で返す人には要注意。

否定的な言葉で夢や目標を壊そうとする人を「ドリームキラー」と呼びます。
ドリームキラーと一緒にいると、モチベーションが下がるだけでなく「上手くいかないかも」「どうせ私なんて…」と自信をなくしてしまう可能性が。

ドリームキラーは身近な存在であることが多いため、付き合い方を考えたほうが良いかもしれません。

感謝の気持ちがない

感謝の気持ちがないのも縁を切るべき人の特徴の1つです。
人から何かをしてもらった際に「ありがとう」と伝えるのは当たり前のこと。
しかし、中には「やってもらって当たり前」という考えがあるために、感謝できない人もいます。

たとえ自分が見返りを求めていなくても、感謝されないことが続けばあまり良い気分にはならないはず。

次第に不満やストレスが溜まるだけでなく、対等な関係を維持することが困難なため、縁を切ったほうが良いでしょう。

苦手な人と上手に縁を切る4つの方法

では、身近にいる苦手な人と縁を切るためにはどうしたら良いのでしょうか。
ここからは、苦手な人と上手に縁を切る方法を4つご紹介します。

自分から連絡をしない

苦手な人と上手に縁を切る方法1つ目は、自分から連絡をしないことです。
あなたから連絡をする限り、相手との関係は続いていきます。

そのため「どうしてもの用件があるときだけ連絡する」「必要最低限のやりとりで終わらせる」といったマイルールを作りましょう。
そうして徐々に連絡頻度が減れば、自然と関係は切れるはずです。

物理的な距離を取る

職場や学校など、苦手な人と毎日会わなければいけない場合は、物理的な距離を取ることがおすすめです。
なるべく苦手な人の近くに寄らないようにし、一定の距離を保ちましょう。

また、物理的な距離を取る方法の1つとして、引っ越しも挙げられます。
引っ越しをすれば会う必要がなくなるため、とくに身内に縁を切りたい人がいる場合に効果的です。

忙しいアピールをする

忙しいアピールをするのも苦手な人と上手に縁を切る方法の1つです。
あなたが忙しいことを態度や行動に示すことで、苦手な人との接触頻度を減らせます。

たとえ誘われても「忙しいから」「時間がないから」と断れば、自然と距離が開いていくはずです。
時間はかかるかもしれませんが、余計な揉め事には発展しにくいためおすすめです。

思っていることを正直に伝える

「どうしても耐えられない」「不満を言ってスッキリしたい」という人は、思っていることを正直に伝えるのも有効です。

ただし、相手の言葉や行動次第では、あなたがさらに傷ついたり腹が立ったりする可能性が。
あなたの気持ちを受け入れ、改める場合があれば、一方的に責めたり、逆ギレしたりする場合も考えられます。

喧嘩やトラブルに発展する可能性も0ではないことを理解した上で、実行することをおすすめします。

ときには人間関係の見直しも大切

今回は、縁を切るべき人の特徴や上手に縁を切る方法についてご紹介しました。
縁を切りたい人がいるものの、無理して付き合い続けている人は少なくありません。

しかし、自分にネガティブな感情を与えるような人と付き合っていると、時間を無駄にしかねません。
そして何より、自分の心がすり減っていきます。

そのため、ときには人間関係を見直し、断捨離することも大切です。
あなたを大事にしてくれる人との時間を楽しみましょう。