目次
やる気が出ない4つの原因
やる気が出ない原因は人によって様々です。
まずは以下の4つの中から、自分に当てはまる原因がないかをチェックしてみてください。
生活習慣の乱れ
やる気が出ない原因1つ目は、生活習慣の乱れです。
食事や睡眠、運動などの生活習慣は、やる気に大きく関係しています。
たとえば、睡眠不足です。
睡眠は脳と体を休め、活動的な毎日を過ごすために重要なもの。
睡眠不足が続くと、日々の疲れをリセットできなくなり、やる気が出ない状態が続く原因に。
また、生活習慣が乱れている人は栄養不足に陥りがちです。
中でも、幸せホルモンと呼ばれる「ドーパミン」や「セロトニン」を作り出す「たんぱく質」や、脳の働きに関わる「ビタミンB群」が不足すると、やる気が出にくくなります。
過度な食事制限を伴うダイエットや偏食、夜更かしなど、生活習慣が乱れている人は要注意です。
疲労やストレスの蓄積
残業が続いていたり、体の疲れが取れないと感じていたりする人は、疲労やストレスが原因の可能性が高いです。
心身に疲労やストレスが蓄積されると、エネルギーが湧かず、やる気が出ない状態になります。
女性の中には仕事・家事・育児の両立により、リフレッシュする時間を取りにくい人も少なくありません。
環境や性格によっては難しいかもしれませんが、ONとOFFの切り替えが大切です。
生活のマンネリ化
毎日同じことの繰り返しにより、生活がマンネリ化していると感じる場合もやる気が出にくいです。
「楽しい」「面白い」「やりがいがある」といった気持ちは、原動力になります。
しかし、毎日同じことを繰り返す生活が続くと、楽しさや興味が失われてしまうものです。
その結果「何のために頑張れば良いんだろう…」「自分は何をしてるんだろう…」と、悲観的な気持ちに陥ることもあります。
そこから前向きなマインドに持ち直せないと「何もしたくない」という状態になってしまうのです。
生理前
生理前はホルモンバランスが乱れやすく、中にはやる気が出なくなる人もいます。
生理前に心身の不調がみられる場合は「PMS(月経前症候群)」の可能性があります。
辛い症状が続く人は、産婦人科を受診し、医師に相談することも大切です。
やる気が出ないときの6つの対処法
やる気が出ないときは、疲労やストレスが溜まっている証拠です。
とはいえ、やるべきことができない状態が続くのは、誰にとっても辛いもの。
では、やる気が出ないときはどうしたら良いのでしょうか。
ここからは、やる気が出ないときの対処法を6つご紹介します。
自分を甘やかす
やる気が出ないときの対処法1つ目は、自分を甘やかすことです。
「何もできない自分は情けない」「だらけている」と考える必要はありません。
むしろ、いつも頑張っている自分に「えらいね」「お疲れ様」と声をかけ、思う存分甘やかすことも大切です。
たとえば、少し高級なスイーツを食べたり、今まで我慢していた服やコスメを買ったり、映画やドラマを見漁ったり…どんなことでもOK!
やる気がでないときこそ自由に過ごし、自分を労わってあげましょう。
そうすることで心が軽くなり、少しずつでもやる気が湧いてくるかもしれません。
運動をする
やる気が出ないときは、運動もおすすめです。
中でもウォーキングやサイクリングなどの有酸素運動は、幸せホルモン「セロトニン」を分泌すると言われています。
セロトニンは、精神を安定させたり、脳を活性化させたりする働きがある神経伝達物質です。
運動により適度に体が疲れれば、眠りやすくなり、しっかり体を休められます。
また、運動中は余計なことを考える必要がなくなるという点でもおすすめです。
運動習慣がない人や、デスクワークが多い人は、これを機に運動を取り入れてみましょう。
自然スポットに行く
やる気が出ないときは、海や川、森林などの自然スポットに行くのも良いのではないでしょうか。
自然スポットに行くことで、心が穏やかになったり、リラックスしたりする効果が期待できます。
時間に余裕がない場合は、川のせせらぎや鳥のさえずりなどの音楽を聴くこともおすすめです。
自然を感じれば、ネガティブな感情が取り除かれ、気分転換できるはず。
そして「明日からまた頑張ろう!」と、やる気がみなぎってくるでしょう。
やるべきことを紙に書き出す
「何から始めれば良いんだろう」と考えているうちに、やる気がなくなることがあります。
その場合は、やるべきことを紙に書き出すのがおすすめです。
やるべきことや期限、優先順位などを紙に書き出すことで、頭が整理されます。
そして、達成した先の未来や結果に対する良いイメージが湧きやすくなるため、やる気やモチベーションアップに繋がるでしょう。
とりあえずやり始めてみる
とりあえずやり始めてみるのも、やる気が出ないときの対処法の1つです。
「そもそもやる気がないのにやり始めるって…?」と困惑するかもしれません。
しかし、最初は「やりたくない」と思っていても、実際行動に起こしてみるとやる気や集中力が湧く可能性があります。
これは、やり始めることで脳が刺激され、ドーパミンが分泌するためです。
とはいえ、いきなり全てのことをやる必要はありません。
まずは「5分だけやってみる」「文字を書いてみる」など、小さな目標を立てた上で始めてみてください。
少しずつエンジンがかかり、気づいたら1時間経過していた…という状態になるはずです。
あえて何もせず休む
自分の気持ちに従い、あえて何もせずに休むことも大切です。
ただ窓の外をボーっと見つめながら過ごしても、ひたすら寝続けてもOK。
あえて何もせず過ごすことで、自分と向き合うことができ、頭や感情を整理しやすくなります。「やらなきゃ」と考えるのではなく、まずは今の自分を認めてあげてください。
そうすることで心身が回復し、やる気が戻ってくるかもしれません。
やる気が出ない自分を認めてあげよう
今回は、やる気が出ない原因や対処法についてご紹介しました。
何に対してもやる気が出ないときは誰でもあり、原因は様々です。
一度なくなったやる気は、ちょっとした工夫で取り戻せます。
やる気が出ないときは自分を責めず、しっかり休息を取ることも大切です。
そして、少しずつ前向きなマインドに切り替えていきましょう。