目次
集中力が低下する4つの原因
集中力が続かないことは、誰にとっても大きな悩みになります。
そのため、まずは集中力が低下する原因を知ることが大切です。
ここからは、集中力が低下する主な原因を4つご紹介します。
脳のエネルギー不足
集中力が低下する原因1つ目は、脳のエネルギー不足です。
脳に十分な栄養が行き渡らないと、エネルギー不足となり、集中力の低下を招く恐れがあります。
脳の主なエネルギー源はブドウ糖です。
炭水化物を抜くといった過度な糖質制限をすると、ブドウ糖が不足し、集中力が続かなくなります。
ダイエットのために炭水化物を抜いている人は要注意。
一度食生活を見直すことも大切です。
集中力の持続時間を超えた作業
どれだけやる気を出して作業を開始しても、やはり集中力の持続時間には限度があります。
集中力の持続時間を超えたまま作業をしていても、作業効率は下がる一方です。
そのため、長時間の作業が予想される場合は、こまめに休憩を挟むことをおすすめします。
作業環境が悪い
集中力が低下する原因として、以下のように作業環境が悪いことも挙げられます。
・周りの話し声や足音がうるさい
・部屋の明るさや温度が不適正
・椅子の座り心地が悪い
・机の高さが合わない
・目の届く場所にスマートフォンがある
上記のような環境では、どうしても気が散ってしまい、集中力を保てません。
今の作業環境に当てはまる場合は、環境を整えることも方法の1つです。
心身の不調
心身の不調も、集中力が低下する原因の1つです。
たとえば、慢性的な睡眠不足や肩こり、眼精疲労など。
こうした症状は、集中力の低下を招く可能性があります。
また、仕事やプライベートで悩みを抱えている場合も、作業が捗らず、集中力が続きにくいです。心身共に健康であることが、集中力を保つ鍵になります。
作業環境だけでなく、健康状態を整えることも重要です。
集中力を高める6つの食べ物
集中力が続かないと、やるべきことが効率的に進まないもの。
そこでおすすめなのが、集中力を高める食べ物を取り入れることです。ここからは、集中力を高める食べ物を6つご紹介します。
ラムネ
集中力を高める食べ物1つ目はラムネです。
ラムネには、脳のエネルギー源となるブドウ糖が含まれています。
脳にエネルギーを補給できるだけでなく、手軽に食べられるのも嬉しいポイントです。
長時間作業をする日は、ラムネをカバンの中に入れておくことをおすすめします。
コーヒー・紅茶
仕事や勉強をする際、眠気覚ましのためにコーヒーや紅茶を飲む人は多いのではないでしょうか。
コーヒーや紅茶には、覚醒作用のあるカフェインが多く含まれています。
そのため、頭がスッキリし、集中して作業に取り組めるはずです。
ただし、カフェインの過剰摂取は睡眠の妨げや中毒を招く恐れがあります。
健康な成人におけるカフェインの最大摂取量は1日あたり400mlです。
バナナ
バナナには、ブドウ糖をはじめ、でんぷんや果糖、ショ糖などの糖質が多く含まれています。
でんぷんやショ糖は体内でブドウ糖に分解された後、果糖はブドウ糖と作用し合いながらエネルギーとなります。
バナナは迅速にエネルギー補給ができるのはもちろん、エネルギーを補給し続けられる優秀な食べ物なのです。
ガム
ガムにはミントに含まれる成分であるメントールが含まれており、眠気覚ましに効果的です。
また、噛むことで行動や記憶を司る前頭前野が活性化し、集中力の向上が期待できます。
眠気を感じたときや、休憩時間などにガムを食べ、集中力を高めましょう。
チョコレート
カフェインと同様、仕事や勉強をする際にチョコレートを食べる人は多いのではないでしょうか。
チョコレートには脳のエネルギー源となるブドウ糖の他、集中力を高めるのに効果的なカカオポリフェノールやテオブロミンが含まれています。
「集中力が切れてきたな…」と感じた際は、チョコレートを食べながら休憩するのも良いですね。
ナッツ類
ナッツ類には、神経伝達物質「ノルアドレナリン」の合成に必要なチロシンが含まれています。
ノルアドレナリンには精神を安定させたり、やる気をアップさせたりする働きがあります。
中でもピーナッツやカシューナッツ、アーモンドにはチロシンが豊富に含まれているため、集中力を高めるのに効果的です。
集中力を高めて作業効率を上げよう
今回は、集中力が低下する原因や集中力を高める食べ物についてご紹介しました。
今回ご紹介した通り、集中力が低下する原因は生活習慣や環境にあります。
まずは集中力を妨げるものを排除し、効率的に作業ができる状態を整えることが大切です。
そして、集中力を高める食べ物を取り入れながら、仕事や勉強を進めていきましょう。