誰しも不幸より、幸せな人生を歩んでいきたいと思っているのではないでしょうか。 幸せの基準は人それぞれです。 しかし、行動や考え方によっては自ら不幸な道を歩んでしまうことになりかねません。 そこで今回は、不幸な人の特徴と幸せになるための習慣についてご紹介します。

不幸な人の5つの特徴

あなたの身近に「不幸な人だな…」と感じるような人はいませんか?
もしくはあなた自身が「私は不幸な人間だ」と感じたことがあるかもしれませんね。

人生は行動や考え方次第で大きく変わります。
では、不幸な人の特徴とはどんなものなのでしょうか。
さっそくみていきましょう。

ネガティブ思考

不幸な人の特徴1つ目はネガティブ思考です。
不幸な人は「どうせ私にはできない」「上手くいかないかもしれない」といったように、何事もネガティブに考える傾向が。

生きていれば落ち込んだり、傷ついたりすることもあります。
しかし、ネガティブに考えてばかりいては、辛い状況から抜け出しづらくなります。

むしろ、ネガティブな考えのまま何か行動を起こしても、失敗しやすいです。
その結果「自分はダメな人間だ」「何も上手くいかない」とネガティブな考えが強まり、負のループに陥ってしまう可能性があります。

ネガティブな考えが、ポジティブな結果を生み出すことはありません。
気持ちの切り替えは簡単ではありませんが、前向きに考えるための努力は必要です。

夢や目標がない

人生において、夢や目標を持つことはとても大切です。
夢や目標を叶えるための努力は成長へと繋がり、叶えたときの達成感や周りの評価は自信になります。

また、夢や目標があることで行動力やモチベーションがアップするため、多くのチャンスを掴みやすいです。

一方で、夢や目標がない人は良くも悪くも刺激がなく、ただ何となく毎日を送るだけの人生になりがち。
そのため、幸せどころか退屈さを感じやすいです。

自己中心的

自己中心的な人は、自分の意見を一方的に押しつけたり、人の話を聞かなかったりするなど、周りを振り回す傾向があります。

周りから注意されても「何で私が怒られなきゃいけないの?」と開き直るため、自分の非を認めて謝ることができません。
プライドが高いゆえに周りとの間に壁ができ、結果的に孤立してしまうことになります。

自分の意見を述べたり、積極的に行動したりすることは大切です。
しかし、度が超えると単なる”自己中心的な人”になってしまうため、ときには相手に合わせることも大切といえます。

他人のことばかり考える

自己中心的だけでなく、他人のことばかり考える人も不幸を感じやすいです。
他人のことばかり考える人は自分よりも相手を優先するため、本音を言えなかったり、人に流されたりする傾向があります。

また「〇〇ちゃんに嫌われたかも」「面倒くさいと思われたらどうしよう」など、周りの目や評価を気にしがちです。
これでは自分らしさを失い、生きづらくなってしまう可能性が。

周りの気持ちを考えるのはとても素敵なことです。
しかし、自分を大切にできなければ、本当の意味で人を大切にすることはできないでしょう。

過去にとらわれている

過去にとらわれているのも、不幸な人の特徴の1つです。
「あのとき〇〇しておけば良かった」と過去のことばかり考えていても、現状は何も変わりません。

過去の経験を生かして前向きに行動できれば良いですが、ただ後悔するだけでは自分が苦しいだけです。

過去にとらわれ続けていると、いつまでも前に進めず、あらゆることが停滞します。
過去は変えられないものとして受け入れ、未来に向かって一歩一歩進んでいくことが大切です。

幸せになるための4つの習慣

「自分は不幸だ」と諦めるのではなく、幸せになる努力も必要です。
物事が上手くいかず幸せを感じられない人でも、今後の行動や考え方次第でいくらでも現状を変えられます。

では、幸せになるためにはどうしたら良いのでしょうか。
ここからは、幸せになるための習慣を4つご紹介します。

自分にとっての”幸せ”を理解する

幸せになるための習慣1つ目は、自分にとっての”幸せ”を理解することです。
幸せの基準は人それぞれのため、正解・不正解はありません。

自分にとっての幸せを理解していないと、他人の考え方や価値観に流されやすくなります。
そのため、まずは自分にとっての幸せを考えることが大切です。

過去や未来ではなく、今この瞬間を大切にする

人生は選択の連続です。
その中で「あの頃のほうが良かった」「あのとき〇〇していれば…」と後悔することもあります。
ときには未来に対して漠然とした不安を感じることもあるでしょう。

しかし、時間を戻したり、進めたりすることはできません。
つまり、私たちは今という時間を生きることしかできないのです。

過去は変えられませんが、今をどう生きるかによって未来は変えられます。
後悔や不安という荷物は置き、今この瞬間を全力で楽しむことが幸せになるための第一歩です。

自分らしく過ごす

幸せになるためには、自分らしく過ごすことが必要不可欠です。
周りに流されたり、本音を隠したり、我慢したりする人生では、本当の幸せを感じづらくなります。

考え方や価値観、性格は人それぞれです。
そのため、あなたが理不尽に傷つけられたり、否定されたりすることもあるでしょう。

しかし、それでも自分らしさを失ってはいけません。
あなたという人間はこの世に1人だけです。
ありのままの自分で生きていれば、自ずと良い出会いや出来事が引き寄せられるでしょう。

好きなことに時間を使う

あなたは好きなことに時間を使えていますか?
人生は一度きりです。
やらなかった後悔は一生残り続けます。

そのため、少しでも「〇〇がやりたい」と思うようなことがあるなら、チャレンジすべきです。
あなたの人生が”好きなこと”で満たされれば、胸一杯の幸せを感じられるでしょう。

幸せは自分の手で掴める

今回は、不幸な人の特徴と幸せになるための習慣についてご紹介しました。
人生は楽しいことばかりではありません。
だからこそ、面白く素晴らしいものだといえます。

幸せは自分の手で作り上げていくものです。
これをきっかけに、まずはあなたにとっての幸せを考えてみてください。

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著者紹介:おしりん

96年生まれ。 美容関係の仕事を経て、フリーランスウェブライターへ。 女性向けの恋愛、ライフスタイルをメインに執筆活動中。 音楽、洋服、筋トレ、旅行、料理が好き。