怒りは誰もが持つ感情の1つ。 しかし、中には相手のちょっとした言動に過剰に反応し、すぐキレる人もいます。 そんな人が身近にいると困ってしまうもの。 そこで今回は、すぐキレる人の特徴と上手な接し方についてご紹介します。

すぐキレる人の5つの特徴

あなたの身近には、すぐキレる”短気な人”はいませんか?
いつキレるか分からない恐怖から気を使い過ぎてしまい、疲れることもあるはず。

では、すぐキレる人の特徴とはどんなものなのでしょうか。
さっそくみていきましょう。

プライドが高い

すぐキレる人の特徴1つ目は、プライドが高いというもの。
プライドが高い人は、とにかく負けず嫌いです。
常に自分と他人を比較し、勝ち負けで物事を判断する傾向があります。

自分が負けたと感じると、上から目線な発言をしたり、不機嫌になったりなど、怒りをあらわにすることが。

また、基本的に冗談が通じないため、相手が何気なく言った一言にも敏感に反応します。
とにかく自分が優位に立てないと気が済まず、些細なことでキレる人は少なくありません。

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「自分の考えが一番」だと思い込んでいる

すぐキレる人は「自分の考えが一番」だと思い込んでいることが多いです。
自分と他人の考えが少し違っているだけでも、怒りをあらわにすることがあります。
自分の考えを否定されるのであれば尚更です。

基本的に視野が狭く、他人の意見を受け入れられないため、周りからは「自分勝手」「協調性がない」といった印象を抱かれるでしょう。

神経質

神経質な人は、完璧主義者でこだわりが強い傾向があります。
そのため、周りが「そんなことで?」と思うようなことにも敏感に反応します。

自分が少しでも気に入らないとキレる人が多いため、周りに気を使わせたり、怖がらせたりすることもしばしば。

また、細かいことが気になる神経質な人は、ストレスを感じやすいです。
その結果、心に余裕がなくなり、些細なことでもキレてしまうのでしょう。

感情の起伏が激しい

感情の起伏が激しいのも、すぐキレる人の特徴の1つです。
感情の起伏が激しい人は、自分自身をコントロールできません。
些細なことにも一喜一憂してしまう上に、気持ちの切り替えが苦手な傾向があります。

そのため、嫌なことがあるとあからさまに機嫌が悪くなったり、物や人に当たったりすることも。
気持ちが落ち着くと「周りに迷惑をかけてしまった…」「また怒鳴ってしまった…」と後悔することも多いようです。

感情の起伏は誰にでもあるもの。
しかし、それによって周りに迷惑をかけることも多いため、注意が必要です。

小心者

気が小さい小心者の人は、自分を大きく見せるために怒りをぶつけます。
「馬鹿にされたくない」「なめられたくない」といった気持ちから、キレるという行動で周りを抑え込もうとするのです。

他人に否定されたり、馬鹿にされたりしてひどく傷ついた過去がある人に多い傾向があります。
しかし、自分より立場が上だと判断した相手にキレることはありません。

すぐキレる人への4つの上手な接し方

では、すぐキレる人にはどのような接すれば良いのでしょうか。
ここからは、すぐキレる人への上手な接し方を4つご紹介します。

聞き流す

すぐキレる人への上手な接し方1つ目は聞き流すことです。
相手の言うことを全て受け入れていても、ストレスが溜まるだけ。
そのため「こういう人なんだ」と理解し、話半分で聞き流すことが大切です。

「すいません」「次から気をつけます」と一言伝え、あまり真剣に捉えないようにしましょう。
それでも相手の怒りが収まらない場合は、その場を離れることも1つの方法です。

嫌なことは優しく伝える

頻繁にキレられると、こちらもイライラしますよね。
しかし、そこで感情的になったり、逆ギレしたりすれば状況が悪化する可能性があります。
そのため、嫌なことは優しく伝えることが大切です。

優しく伝えることで状況を悪化させず、冷静な話し合いができるかもしれません。
多少の勇気が必要ですが、言って変わることもあるため、思い切って伝えてみましょう。

相手の気分を上げる

相手の気分を上げることも、すぐキレる人への上手な接し方の1つです。
すぐキレる人は何気ないことで機嫌が悪くなり、怒りをあらわにします。
そのため、機嫌を良くしておくことが欠かせません。

そこで効果的な方法が褒めることです。
「〇〇さんがいると本当に助かります!」「尊敬してます!」といったように、普段から相手を褒めることで怒りの対象から外れるかもしれません。

距離を置く

短気な性格だと分かっていても、怒りをぶつけられるのはやはりストレスが溜まるもの。
そのため、どうしても耐えられない場合は距離を置くことも1つの方法です。

学校や職場など、毎日会わなければいけない相手であれば、必要最低限の関わりにとどめ、一定の距離を保ちましょう。

我慢し続けても良いことはありません。
適度な距離を保ちつつ、関わりを減らしていくことがベターです。

すぐキレる人の特徴を理解し、適度な距離感を保とう

今回は、すぐキレる人の特徴と上手な接し方についてご紹介しました。
怒りは誰もが持つ感情とはいえ、頻繁にキレられると不満やストレスが溜まります。

すぐキレる人の言うことは真面目に捉えず、サラッと聞き流しましょう。
また、あなたのストレスが爆発する前に、思い切って関係を断つことも1つの方法です。
すぐキレる人の特徴を理解した上で、上手く対応していきましょう。

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著者紹介:おしりん

96年生まれ。 美容関係の仕事を経て、フリーランスウェブライターへ。 女性向けの恋愛、ライフスタイルをメインに執筆活動中。 音楽、洋服、筋トレ、旅行、料理が好き。