「髪がパサパサでまとまらない」「昔より髪が傷んできた気がする」など、髪に関する悩みを抱えている女性は多いのではないでしょうか。 思う存分オシャレを楽しみたい女性にとって、髪の傷みは大敵です。 傷んだ髪から解放され、サラサラの美髪を手に入れたいですよね。 そこで今回は「髪が傷む原因と今日からできる対処法」をご紹介します。

髪が傷む5つの原因

まずは、髪が傷む5つの原因をご紹介します。

ヘアカラーやブリーチの繰り返し

髪が傷む原因1つ目は、ヘアカラーやブリーチの繰り返しです。
カラーやブリーチをする際は”メラニン色素”を脱色して色を変えていきます。

このときカラー剤やブリーチ剤は髪の内側へ浸透しますが、これらの薬剤にはキューティクルを剥がす成分が含まれています。
そのため、ツヤが失われて髪が傷んでしまうのです。

美容院で使用されている薬剤は、髪に負担がかかりすぎないように工夫されています。
しかし、何度も繰り返すことで髪へのダメージが蓄積されてしまうのです。

自然乾燥

髪を乾かすのが面倒くさいからと、自然乾燥させていませんか?
実はこれも髪が傷む原因になります。
髪は濡れているときこそキューティクルが開きやすく、デリケートな状態です。

乾かさずに放置していると、髪に必要なたんぱく質や水分がどんどん失われていきます。
また、髪が濡れたままの状態で寝ると、枕との摩擦が発生します。

その結果、キューティクルがよじれたり、髪がパサパサになったりするなど、傷みに繋がってしまうのです。
さらに、濡れた髪は雑菌の温床となり、痒みや頭皮臭などを発生させる原因にもなります。

ヘアアイロンやドライヤーの熱

髪のキューティクルは熱にとても弱いです。
そのため、熱を与えすぎるとキューティクルが傷つき、髪が傷む原因になります。

必要な水分や油分が失われ、硬くなったり、指通りが悪くなったりするなど、まとまりにくい髪になってしまうのです。

紫外線によるダメージ

肌だけでなく、髪も紫外線によるダメージを受けます。
髪や頭皮は体の部位の中でもっとも太陽に近いため、紫外線によるダメージを受けやすいです。

とくに紫外線の量が多い夏に対策をしていないと、髪へのダメージがどんどん蓄積されていきます。
その結果、髪のごわつきや切れ毛、枝毛の原因になるのです。

間違ったシャンプーの仕方

毎日行うシャンプーも、やり方によっては髪を傷める原因になります。
前述した通り、髪が濡れているときはキューティクルが開きやすく、とてもデリケートな状態です。

その状態で髪をゴシゴシ強く洗うと、キューティクルが傷つき、傷みの原因になります。

今日からできる傷んだ髪への6つの対処法

ここからは、傷んだ髪を改善し、美髪に導くための対処法を6つご紹介します。

髪の洗い方を改善する

髪をゴシゴシ強く洗いすぎている場合は、髪の洗い方を改善することが大切です。
髪を洗う際は、指の腹で頭皮を優しくマッサージするように心がけましょう。
お湯の温度が高すぎると髪に負担がかかるため、38度くらいがベストです。

また、シャンプーの洗い残しは髪が傷む原因になります。
優しく入念に洗い流し、髪や頭皮にシャンプーが残らないようにしましょう。

紫外線対策を行う

紫外線による髪へのダメージは、なんと顔の5倍以上とされています。
そのため、傷んだ髪を改善・予防するためには紫外線対策が重要です。

紫外線は特定の季節だけでなく、1年中存在しています。
とくに海水浴など長時間外にいる場合は、紫外線対策をしっかり行いましょう。

日傘や帽子をはじめ、UV効果のあるスタイリング剤やスプレータイプのUVケアアイテムなど、紫外線対策ができる商品はたくさんあります。
自分に合った商品を活用し、紫外線から頭皮や髪を守りましょう!

ドライヤーの前にタオルドライをする

ドライヤーの前はタオルドライをし、髪の水分を取っておくことをおすすめします。
この際はゴシゴシ拭くのではなく、丁寧に優しく行うことを心がけましょう。
髪を乾かす際はドライヤーを髪から20cm離すのがポイントです。

髪の根元にドライヤーをあてることで、より早く乾かしやすくなります。
ただし、1ヵ所にあて続けるのはNGです。

カラーやブリーチの頻度を減らす

カラーやブリーチを短期間の間に何度も繰り返すと、髪が傷む原因になります。
そのため、できる限り間隔を空けて行うようにしましょう。

髪の傷みが気になる場合は美容師さんに相談し、ダメージの少ない薬剤を使用してもらうなどの対策を取ることをおすすめします。

トリートメントを使用する

傷んだ髪にはトリートメントの使用がおすすめです。
トリートメントを使用することで髪に水分や栄養を与えられるため、保湿効果が期待できます。

また、入浴後に使用するアウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント)もおすすめです。

ダメージ補修や紫外線によるダメージを防ぐものなど、様々な種類があります。
髪の状態や傷みの原因に応じた商品を使い、サラサラ髪を目指しましょう!

傷んだ髪を切る

一度傷んだ髪が完全に元に戻ることはありません。
そのため、傷んだ部分を思い切ってカットし、ケアをしながら伸ばしていくことも1つの方法です。

傷んだ髪を切ることで、イメージチェンジもできます。
イメージチェンジをして新しい自分になり、気分転換するのも良いですね。

傷んだ髪とはサヨナラ!今日から美髪を目指そう♡

今回は「髪が傷む原因と今日からできる対処法」をご紹介しました。
髪が傷む原因は様々なため、まずは自分の原因を知ることが大切です。
その上で対処法を実践し、傷んだ髪とおさらばしましょう!