「友達はいるけど親友と呼べる人はいない」「友達と親友の違いって何だろう」と悩んだことはありませんか? 友達と親友の違いには明確な定義がないため、疑問に思うこともありますよね。 そこで今回は、友達と親友の違いを6つご紹介します。

「友達」と「親友」の6つの違い

これまでの人生の中で、友達と親友の違いについて考えたことがある人は多いはず。
明確な定義や正解がないからこそ、疑問を抱くのかもしれませんね。

では、友達と親友の違いとは何なのでしょうか。
さっそくみていきましょう。

時間が空いても昨日会ったかのように話せるか

友達と親友の違い1つ目は、時間が空いても昨日会ったかのように話せるかというものです。
友達の場合、長期間会えないと心の距離が開いてしまうことがあります。

自分から連絡しようとしても「何を話せば良いのか分からない」と悩んだり、実際に会ったときにどこかよそよそしくなったり…。
連絡しようと考えているうちに面倒くさくなり、結局諦めてしまうなんてことも。

一方で、親友の場合は会えない時間が壁になることはありません。
たとえ数年ぶりの再会だとしても昨日会ったかのように話せます。

思い出話に花が咲いたり、仕事や恋愛の話をしたりするなど、過去と現在を共有し合えるのが親友です。

辛いときに側にいてくれるか

楽しいときは不思議と周りに多くの人が集まります。
しかし、その中で自分が辛いときや苦しいときに側にいて支えてくれる人は、何人いるでしょうか。

あなたが助けを求めても「頑張ってね」「何とかなるよ」とその場しのぎの言葉をかけたり、見て見ぬふりをしたりなど、離れていく人も少なからずいるはずです。

その点、親友はあなたが辛いときに側にいてくれます。
あなたのために夜遅くても駆けつけてくれたり、何時間も電話に付き合ってくれたりするでしょう。

楽しい時間だけでなく、辛さや苦しさを共有できる存在こそが親友といえます。
心の底から大切に思っているからこそ、自分のことのように悩み、考え、寄り添ってくれるのです。

何でも話せるか

他愛もない話で盛り上がれても、悩みやトラウマなどの深い話は誰にでも打ち明けられるものではありません。

「嫌われるかもしれない」「迷惑をかけたらどうしよう」といったように、相手のことばかり気にしてしまうことも多いはず。

しかし、親友には違います。
相手が親友となると、人に言いづらいことでも気軽に打ち明けられるもの。

これは「受け止めてくれる」「理解してくれる」という絶対的な信頼があるからできることです。友達の前では本音を言えないことも多いですが、親友の前ではありのままの自分でいられます。

一緒にいて心の底から笑えるか

友達と一緒にいる時間は楽しいものの、気を使い過ぎて疲れてしまうことはありませんか?
気を使い過ぎると、思いっきり笑えないこともありますよね。

しかし、親友の場合は良い意味で気を使わないため、一緒にいて心の底から笑えます。
むしろ一緒にいるだけで元気をもらったり、モチベーションが上がったりなど、たくさんの刺激をもらえます。

どんなときもあなたを笑顔にしてくれる人はかけがえのない存在です。
どれだけ落ち込んでいても、次の日から笑顔と明るさを取り戻せるでしょう。

ときには厳しいことも言えるか

友達が道を踏み外しそうになっていたとしたら、あなたはどうしますか?
ほとんどの場合「嫌われたらどうしよう」「怒らせるかもしれない」と考え、何も言えない人が多いのではないでしょうか。

中には「何が起こっても私には関係ない」「どうでもいい」といった考えを持つ人もいるかもしれません。

しかし、親友の場合は嫌われることを覚悟してでも、道を正そうと自分の意見を述べるはずです。
厳しいことを言えるのは、相手を大切に思っている証拠。

また、たとえ喧嘩になったとしても簡単に壊れる関係ではないと信じているからこその行動ともいえます。

ライフステージが変わっても付き合えるか

就職や引っ越し、結婚などライフステージの変化に伴い、人間関係は移り変わるものです。
学生時代に仲が良かった友達でも、ライフステージが変われば疎遠になってしまうことも少なくありません。

一方で、親友はライフステージが変わっても、今までと同じように付き合っていけます。
むしろ時間の流れと共にお互いが成長し、会う度に刺激を与え合える関係でいられるでしょう。

親友はあなたの人生を豊かにする

今回は、友達と親友の違いを6つご紹介しました。
親友がいないことは、男女問わず多くの人が抱える悩みの1つです。

しかし、親友は作ろうと思ってできるものではありません。
また、親友がいないことをプレッシャーに感じたり「見つけなきゃ!」と焦ったりする必要もないのです。

親友がいないことで悩んでいるのであれば、これからの出会いの中で自ずと見つかるはず。
また、親友という言葉にこだわり過ぎず、辛いときに側にいてくれたり、一緒にいて安心したりする人を大切にしていくことも必要です。

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著者紹介:おしりん

96年生まれ。 美容関係の仕事を経て、フリーランスウェブライターへ。 女性向けの恋愛、ライフスタイルをメインに執筆活動中。 音楽、洋服、筋トレ、旅行、料理が好き。