初対面の人と話すことが苦手だったり、上手くコミュニケーションが取れなかったりする人見知り。 人見知りな性格に悩んでいる人もいるのではないでしょうか。 そこで今回は、人見知りの原因や特徴、克服する方法についてご紹介します。

人見知りの3つの原因

まずは、人見知りになってしまう主な原因を3つご紹介します。

家庭環境

人見知りの原因1つ目は家庭環境です。
「両親とあまり会話をしなかった」「両親から大切にされた記憶がない」など家庭環境に問題を抱えている人は、人見知りになる傾向があります。

一番の話し相手である両親と十分なコミュニケーションが取れていないと、他人との関わり方が分からなくなることが。

また、反対に一人っ子は両親以外とコミュニケーションを取る機会が少なく、人見知りになるケースもあります。

昔から友人が少ない

人見知りの原因として、昔から友人が少ないことも挙げられます。
幼少期から友人が少ないと、大人になってからも他人との関わり方が分からず、上手くコミュニケーションが取れなくなります。

また、いじめなどの人間関係におけるトラウマにより、人見知りになってしまう人も少なくありません。

他人に興味がない

他人に興味がないのも、人見知りの原因の1つです。
他人に興味がないと「知りたい」「仲良くなりたい」といった気持ちが湧きにくいもの。
そのため、コミュニケーションの場で何を話せば良いのか分からず、戸惑ってしまいます。

また、「ちゃんと話さなきゃ」「仲良くしなきゃ」と無理をするあまり、ぎこちない接し方になってしまうことも。

人見知りの4つの特徴

では、人見知りの特徴とはどんなものなのでしょうか。
さっそくみていきましょう。

ネガティブ思考

人見知りの特徴1つ目はネガティブ思考です。
ネガティブ思考な人は会話をする際に「嫌われたらどうしよう」「今の言葉で傷つけたかも」と考えがち。

また、相手が不機嫌なときに「私のせいかも」と自分を責めてしまうこともあります。
そのため、なかなか自分の気持ちや考えを言えず、上手くコミュニケーションが取れなくなります。
そして、そんな自分が嫌になり、周りと距離を保つようになる人も少なくありません。

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繊細

人見知りの特徴として、繊細なことも挙げられます。
繊細な人は小さなことにも傷つきやすい性格です。
相手の何気ない言動に敏感であり、一喜一憂してしまいます。

「傷つきたくない」という気持ちが人一倍強いため、自分と他人の間に境界線を引いてしまうのです。

心を開くまでに時間がかかる

人見知りの人は警戒心が強いため、心を開くまでに時間がかかります。
「この人は信頼できる」「自分のことを話しても大丈夫」と確信できるまで、一定の距離を取ります。

そのため、周りから「不愛想」「素っ気ない」といった印象を抱かれてしまうことも。
しかし、人見知りの人は心を開いた相手には自分から話しかけたり、笑顔で接したりします。

内向的

内向的なのも、人見知りの特徴の1つ。
内向的な人は「恥ずかしい」という気持ちが強いため、自分から話しかけたり、目を見て話したりすることが苦手です。

なかなか自己開示ができず、周りに溶け込めません。
その結果、他人と関わることに疲れてしまうことも多いです。

人見知りを克服する3つの方法

「人見知りを治したい」「もっと上手くコミュニケーションを取れるようになりたい」と思っている人は多いはず。
ここからは、人見知りを克服する方法を3つご紹介します。

まずは意識的に挨拶をする

人見知りを克服する方法1つ目は、意識的に挨拶をすることです。
人見知りの人からすると、自分から話題を提供したり、声をかけたりすることは難しいもの。

そのため、まずは「おはようございます」「お疲れ様です」などの挨拶から始めることをおすすめします。

挨拶はコミュニケーションの基本。
日頃から意識的に挨拶をすることで、相手から声をかけてもらえたり、話しやすい雰囲気を作ったりできるはずです。

常に笑顔でいることを心がける

常に笑顔でいることを心がけることも、人見知りを克服する方法の1つです。
「嫌われているかもしれない」「私は話さないほうが良い」と後ろ向きに考えていると、どうしても表情が暗くなりがち。

しかし、それでは周りが話しかけづらくなります。
周りが話しかけやすい雰囲気を作るためにも、常に笑顔でいることを心がけて。
それだけであなたの印象は大きく変わるはずです。

聞き上手を目指す

人見知りを治そうと、無理に話す必要はありません。
話すことが苦手であれば、聞き上手を目指す方法もあります。
相手の目を見て話しを聞いたり、相槌を打ったりするだけで十分です。

聞き上手になれれば、周りから「もっと話したい」「知りたい」と思ってもらえるでしょう。
話の聞き方一つでも印象は変わるものですよ。

ゆっくり人見知りを克服しよう

今回は、人見知りの原因や特徴、克服する方法についてご紹介しました。
人見知りという性格は、明日からいきなり治せるものではありません。

自分を責めたり、焦ったりせず、ゆっくり克服していくことが大切です。
人見知りを克服し、自分にとって心地良いコミュニケーションを目指していきましょう。

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著者紹介:おしりん

96年生まれ。 美容関係の仕事を経て、フリーランスウェブライターへ。 女性向けの恋愛、ライフスタイルをメインに執筆活動中。 音楽、洋服、筋トレ、旅行、料理が好き。